アンケートの集計結果
パネルディスカッションの際にご紹介した、公開授業の際にご協力いただいたアンケートの結果がまとまりました。情報科についての指導方法、悩みどころなどが、集計結果から見えてきます。ご協力ありがとうございました。


シンポジウムについて
皆さんよくがんばっておられるなぁという感じです。本校はまだまだ何もできていないので学校間格差というか担当教員の熱心さの差というのかを感じました。まず環境の整備から手をつけなくては・・・と思っています。
"情報"という教科はコンピュータを利用する上での心構えや決まりごとであり、各教科でコンピュータを利用することが大切なのかなと思いました。
各先生方の苦労した点は自分に役立てようと思いました。
生徒に興味を持たせることが大切だと思った。僕も生徒としてパソコンの授業を受けてきたが、技術の授業はとても楽しくみんな興味を感じていたので、良い先生にあたったと思った。今回発表されたことは中学の時に全てやらせてもらった。どのように理解させるのか、楽しませるのか難しさを知った。(大学生)
先生方が授業をやるうえで、どんなことに困っているのかよくわかりました。教科「情報」関連授業として各先生方がいろいろな切り口で取り組んでおられることに感心いたしました。特に川崎先生の報告の中に、情報を扱うため(学ぶため)に必要な基礎学力という点につきまして、中学校の教科書を出版している関係もあり、耳が痛い思いでした。

講演と総括について
2003年度からの「情報」の実施にあたって不安があります。授業はこなせそうなのですが、評価をどうするか考えています。話の途中で評価は難しいと一言でしたが、これからそこがポイントになると思います。
「情報」という言葉の概念が拡がってきて結局何でも情報教育だということになってしまうのか。私達はどこまで手を広げて対応しなければいけないのか・・・。教科情報で扱うこと(内容)について再度考えさせられた。
2年後の情報の授業の展開の見通しがやはり立たず、今年度・来年度は特に小・中学校の取り組みを知っていきたいと思っています。又、評価のあり方についても検討したいと考えています。改めて、情報の意義を感じとることができました。
「子供へは"ストーリー"をもたせ、意義をはっきりさせること」ということを聞いて、なるほどと思いました。
アニメーションでは、カラーで音をつけて習ってきたのだが、白黒でも楽しそうにやっていたので興味づけには一番良いと思った。これからの情報コミュニケーション教育と他の教科とのつながりが大切。スキー学舎のリアルタイム発信はとてもおもしろいと思った。
教科の中で、情報・総合のクロスオーバーが必要であると感じた。情報教育の本質について、深く掘りさげたご意見が多く、たいへん勉強になりました。
黒上先生の各実践に対するコメントが非常にわかりやすく、授業を見る視点を教えていただけた。
その他、全体的に
自作の教材で、グループで調べ、発表(課題解決)を行おうと考えていますが、やはり評価の方法が課題だと考えています。
やはり、人として生きていく力(問題解決力の育成)をどのようにつけていくか・・・という形で授業を進めたい。小学校〜高校へのつながり、学習内容の話が聞けて勉強になりました。
情報について非常にわかりやすい解説であったと思います。とても役立つ情報でした。貴重な話有り難うございました。再来年からの情報教科の参考資料とさせていただきたいと思います。
「情報」が教科の中での位置づけが明確になったと思う。実際の教科書をぜひ熟読したいと思う。
授業公開に一度参加させてもらいたいと考えています。授業の参観+αの「+α」の部分に期待しています。 Ex 情報の評価やネットワークの構築、モラルの学習会、etc・・・(大高情でも、来年の体制を考えています。)
今後すべき(取り組むべき)問題が具体化・明確化したことが大きな収穫となりました。社会科教員として情報科の先生と、あるいは、情報科の領域とクロスオーバーした実践にチャレンジしてみたいという思いを強くいたしました。ありがとうございました。
トップダウンからネットワークの時代となり、このような研究会が機能していることに敬服いたします。情報交換している市町村ほど、それぞれ独自性が出ていることも大阪府でも顕著です。これからもいろいろと勉強させて下さい。ありがとうございました。
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