X.研究会の平成15年度活動報告 ICTプロジェクト

  身につくプレゼンテーションの指導方法とは?

石部 睦雄大阪信愛女学院高等学校
小西 彩子
生徒) 向陽台高等学校

 

石部
目指したところは、次のことでした。
1.参加した生徒が楽しく、教員も楽しく →生徒より教員のほうが多くて
2.身近なプレゼン、自分らしさが出たプレゼン
3.セッションの過程で、スキルアップしていくようなものを

第1回セッション(プール学院)では、生徒の様子をみると、まだメモ用紙を持ったままでのプレゼンでした。

石部
なぜ、参加しようと思いましたか?
小西
他の学校の人と触れ合ったり友達ができるかと。あと、プレゼンという響きに惹かれました。

第2回セッション(プール学院)では、清教学園の山本志保先生企画さrた「This is Me!」をおこないました。

第3回セッション(大阪信愛女学院)では 「とにかく恥ずかしがらずに人前でしゃべろう!」のテーマでおこないました。
           →夏休みの出来事についての1分間プレゼン
           →5つの場面における「発話」の練習
            ・列車運休を謝るJRの駅員
            ・雑誌をセールスする販売員
            ・道を教える警察官
            ・西部警察の事故を謝罪する記者会見
            ・かみしばいの読み聞かせ

石部
やってみてどうでしたか?
小西
セールスは結構うまくいきましたが、謝罪会見は難しかったです。
石部
生徒はあやまることになれてないかも知れません。
夏休みの出来事についての1分間プレゼンでは、今までのセッションよりよくなっていました。この時期から相手の顔を見れるようにはなってきていました。

第4回セッション(プール学院)では、はじめてパワーポイントを登場させました。ここにきてパワーポイント(スライド)を登場させたのは狙いでした。

そして、プレゼン甲子園2003へと進みました。

石部
すべてをやってみて、どうでしたか?
小西
プレゼンが身近になったし、最近はテレビとかを見ててうまいなぁと思ったり、プレゼン甲子園ではすべてを最初からつくっていい経験になったし、プレゼンのスキルアップになったと思います。
石部
そう言ってくれると狙い通りです(笑)

最後に

石部
「プレゼン甲子園2003」の企画であったバスツアーは、いろいろな事情により中止になりましたが、生徒にとっても教員にとってもいい企画になったと思います。来年度もICTプロジェクトを続けることになりました。よろしくお願いします。

top