講演V

実践事例発表: 「ICTを利用した私の授業」

               林 恵美子先生(国語科・総合的な学習)
プール学院中学校・高等学校

林恵美子先生は、現在、高校1年「国語」と中学「総合的な学習の時間」を担当されているそうです。今回は、「総合的な学習の時間」で実践されたことを発表してくださいました。


小池先生(プール学院)制作のスライドで発表されました。
(林先生はコンピュータは苦手!?とのことでした)

総合的な学習の時間 『私はキャスター』
テーマ; 賜物を生かそう
    「それぞれの生徒が持っている神様から与えられた賜物を生かして、色々なことを考え、感じ、作り、育ててい く」

目標;
    ・相手の良さを見つけて生かしていくこと。
    ・発表にふさわしい発声や姿勢ができること。
    ・情報を集める、情報を整理する力をつけること。
    ・文章能力を高めること。

対象学年;     中学2年生
単位;        週1単位
生徒人数;     12〜14名(1クラスを3つにわける)
評価;        現在のところ、合格・不合格(全員合格するよう取り組んでいる)

詳細;


取り組み
・プールマインド
ひとの役にたてる人になろう!」というのを授業の端々にひそめようとしています。また、国語科の教師なので、小論文指導などから得たこと、受験生相手のノウハウも取り入れています。

・いろんな場所で授業を!
  図書館研修室
  校長室
  会議室
  マルチメディア教室(ここが一番難しい。パソコンの配置なども考えました) など

「総合的な学習の時間」から学んだこと(まとめ)
・生徒にたくさん教えてもらいました
  →生徒の本性・実体を感じられました
・どこかで神様、どこかでだめな人
  →インタビューしてきたことを原稿にする際には小論文指導などのノウハウで神様、コンピュータはダメな人!?

・総合の行方
「総合も情報もどうなるのかなぁ〜?」4年目が終わった段階で、各教科に入っていくような・・・。総合的な力がレベルダウンしているというよりも、社会情勢と連動しているように思います。今後、私は国語の中での総合教育(総合的にものをみる力を育てること)に向かっていきたいと思います。

なお、このあとICTプロジェクトで林先生が実践されたことのお話、そしてプール学院でもICTプロジェクトのそったプログラムで「プレゼンテーション」に挑戦されることをお話されました。

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