平成25年度 春の研究発表大会が開催されました
平素は、当研究会の活動にご理解、ご協力を頂きましてありがとうございます。
教育の情報化をめぐっては、私立学校だけでなく公立学校でも電子黒板・タブレット PC などの ICT 機器が急速に普及し、これらを使った協働学習、反転学習といった新しい学びのスタイルも注目されつつあります。
このような中、今回の総会では府下私学の中で昨年度より一人 1 台のタブレット PC を導入し、同時に反転授業など新しい実践も行い注目を集めている近大附属高等学校の先生に登壇いただき、導入後 1 年の活用状況・手ごたえなどを語っていただき、また日常の場面でのタブレット PC の使用の工夫について、大阪成蹊の宇野先生よりお話しいただきます。
■テーマ:「タブレット活用校実践事例紹介 ~ぶっちゃけた話どうやねん?~ 」
■日 程:平成26年 5月24日(土)(14:00受付開始)
■会 場:大阪私学教育文化会館(〒534-0026 大阪市都島区網島町 6-20)5階ホール
【プログラム】
14:00~ | 受付開始 | |
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14:30~14:50 | 総会議事・研究会プロジェクト紹介 | |
15:00~16:45 | パネルディスカッション「各学校での取り組み紹介から」 | |
講演者 | 中西 洋介先生(近大附属高等学校 英語科教諭) | |
芝池 宗克先生(近大附属高等学校 数学科教諭) | ||
宇野 美和先生(大阪成蹊女子高等学校 情報科教諭) | ||
司 会 | 米田 謙三先生(羽衣学園中学校高等学校教諭・研究会副会長) | |
16:45~17:00 | 閉会挨拶・事務局連絡 |
パネルディスカッション
反転学習 × 協働学習で変わる数学の学び
芝池 宗克先生(近大附属高等学校 数学科教諭)
近大附属高校での数学の反転授業の実践について紹介していただきました。
反転授業はあくまでも手段であり目的ではないこと、反転授業で浮いた時間を協働学習を行い、より生徒の理解を深めるために使いたいとお話しされていました。反転授業で行う英語授業
中西 洋介先生(近大附属高等学校 英語科教諭)
英語の授業の中での訳など日本語の説明を反転学習のビデオにおきかえ、授業の中でできるだ英語に触れる授業を多くしたいとの思いで反転授業を始めたことをお話しされていました。
大阪成蹊女子高等学校でのiPadmini活用事例
宇野 美和先生(大阪成蹊女子高等学校 情報科教諭)
各教科で使えるアプリや、長期休暇中の学習習慣をつけるために活用した事例など、授業以外の活用事例も含めお話しされていました。
質疑応答
付箋で講演についての質問を集めましたが、時間内に答えきれないほどの質問があり、関心の深さがうかがえました。
主な質問としては、
・反転授業の教材を作るのにかかる時間
(回答としては休みの日にまとめて作られているようでした)
(回答としては、楽しそうと思わせないと広がらないので自ら楽しむことも大切)