第57回公開授業

総合的な学習の時間 「情報」講座
研究授業
意見交換会
平成20年6月28日(土)
大阪国際大和田高等学校

授業者:村上 徹 先生



研究授業  総合的な学習の時間 「情報」講座

 

対象: 中学2年生

授業内容: 海外に派遣されている青年海外協力隊の隊員とブログや電子メールを通して交流し、途上国理解、国際協力、異文化理解を促進することを目的としています。そのツールとしてのブログを既に生徒たちに主体的に作成させています。国際交流と絡めて「情報」機器を指導しています。

ブログは,http://oiujhkokusai.blogspot.com/ です。

大阪国際大和田中学の総合の時間は、生徒の希望制による選択授業です。今回の公開授業は、「情報」です。ICTツールを使った国際理解学習を行っています。関西大学のMeet the Globeプロジェクトとコラボレートして授業をしています。

授業風景

今日の授業は2時間連続です。最初は普段の交流ツールであるブログをチェックして、チェック相手である青年海外協力隊の隊員からのメッセージを読みます。その後、4ヶ国の隊員とインターネットのTV会議システムを使って、顔を見ながら直接対話を行うのが目的です。
  

さあ、授業開始です。 まずは交流ブログを見て新しい書き込みをチェック
ブログには4ヶ国に派遣されている4人の青年海外協力隊の隊員が、それぞれ各国の情報を書いて下さっています。 生徒は4班(各3〜4名)に分かれて、それぞれの国の隊員と交流しています。
1班 ラオス    2班 マレーシア 3班 コスタリカ   4班エルサルバドル
   
これまでの授業で質問したことにこたえてもらったり、また、新しい情報をいただいたりします。
それに対して、分かった事を掲示板にまとめたり、次の質問を考えたりしています。
掲示板は廊下にあるので授業を選択していない他のクラスや他学年の生徒たちも交流の様子を見ることができます。
   
   
   
ビデオ交流の予定時間が過ぎても、なかなかつながらなくて少し心配しましたが、やっとつながりました。
関西大学から久保田賢一先生、久保田真由美先生もかけつけてくださいました。大学生や院生も見学に来られました。

1ヶ国約15分で行いました。

エルサルバドル: 現地の回線が重くて映像は届きませんでしたが、声はとてもクリアに聞こえてしっかりと会話することができました。
コスタリカ: せっかく映像があるので是非見せたいものがあるという事で、他の隊員さんと協力してコスタリカのダンスを見せていただきました。

マレーシア: マレーシアの隊員からは、首都クアラルンプールのホテルからノートPCを持ち歩きながら、まわりの景色を見せてもらいました。

ラオス: ラオスからも音声だけでしたが、生徒からの質問に親切に答えていただきました。

   
   
   
   

ビデオ交流が終わると、ブレストボードに生徒、各国から隊員さんたちが本日の感想を書き込みました。

一つの画面上に地球の裏側にいる人からもコメントが書き込まれるというのは、インターネット技術の素晴らしいところだと感じました。

 

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