小林先生(清教学園)
これまでは中高校だが、今回は短大に。
小池先生(産業技術短大)
経緯を説明。 CG-ARTS協会の会合がきっかけで、村上先生と知り合った。システムデザイン工学科 2年目 科目名「CGデザイン基礎」 理論は協会のテキスト。サブテキストとして村上先生の「IT-Literacy」(日本文教出版)ものを使っています。著者が近くにいるので、ワンポイントリリーフとして来ていただき今回の授業となりました。
小林先生
学生さんはPov-Rayはじめてですか? 今回で完結なのでしょうか、それとも継続授業でしょうか。
小池先生
機会があれば、今後もやりたいのですが・・・。うまくいきそうなら、また村上先生にワンポイント・ツーポイントをおねがいします。正規の授業で高校の先生に見学をしていただくのもはじめてです。学長がOKとのことで話がまとまりました。学生への刺激にもなればと・・・・。
村上先生
高校生なら教室の中にCGに興味がない生徒もいるが、今回は情報コミュニケーション学科の学生ということで、いけると思いました。今日一日でつめこみすぎたかも。今までは3DCGにしぼっていたが、色の話など色彩のこともいれてみました。アニメーションは、まだ高校ではやってませんが、大学生なのでできると判断してやってみました。
小林先生
手ごたえは?
村上先生
ありました。
小林先生
加法混色などは?
小池先生
検定対策として、やったところではあります。
小林先生
赤い光は? などはピンときませんが・・
色の指導など、ポイントがあるのですか?
村上先生
知識として加法混色と減法混色は学んでおくべきだと思います。今までは座学でやっていました。実感がわかないので、CGでやってみました。
小林先生
仮想実験のようなものにも。
奥田先生(大阪国際大和田)
美術・芸術系のものに使わなければならないと興味があり、こさせてもらった。短大で公開授業をされるということはすごいことです。チャンスがあれば、お互いに見せ合い、意見交換をしていくことが大切だと思います。教育をオープンにしていくことも大切だと思います。普通の授業をとなりの学校の人が見に来るという感覚で、うちの生徒には合うとか合わないとかがわかればいいのでは。また行っていただきたい。
あの人数で、90分で最後までというのは簡単ではないと思います。2つぐらいのポイントでやれば、ついていけたかと。最後の自分のつくったものを見るというのはいい。情報は、つくったものがすぐに見れたり、達成感がくるのがいい。感動があるのがいい。
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小林先生
作品の共有について、作成後にウェブでお互いに見ることのできるシステムはいいと思います。
村上先生
ノートパソコンにウェブサーバを入れて、フォルダ内に画像にリンクを貼ったHTMLのデータを置き、そのフォルダに作品を指定したファイル名にして置くだけでLAN内のコンピュータからブラウザで見れるように準備してきました。
大江先生
3DCGの授業ははじめて見ました。おかしなことを言うかもしれませんが、ディスプレイにうつっているからといって、できたと思ってはいけないと考えている。プリントアウトしてそれを額に入れるなどをしてものになって初めて完成だと思う。自分の気に入ったものをつくるのではなく、発表するものをつくるということを意識づける。会場をかりて展示とか。印刷してくばる、などのように。
シェードのテキストでは「テクスチャの貼り付け」までで、180ページに及ぶ。それをすべて今日1日でやってしまったのはすばらしい。ベジェ曲線、形を整える、人類は最近まで知らなかった。アニメーションは、リズム感・運動神経などと関係がある。テンポのセンスがいい人だとうまくいく。絵のうまいひとはできないこともある。
評価については?
ずっとがんばってる人、ずっとさぼってて最後のほうで適当にやって形だけ完成する人を見極めなければならない。細かくわけて、評価していくことがいいかも。結果的に正確な評価につながる。教えないことをやってくれる。それをほめると、次の年はそれが評価項目になる。細かい要素にわけて評価する。評価観点を増やす。例えば、15分ごと、3つ。 同時に、全員できないといけない項目とできてもできなくてもいい項目が発生する。
村嶋先生(浪速高校)
中学校でやろうと思っているが、敷居が高い。テキストがあるので・・・
小林先生
これに匹敵するソフトはあるのか?いいソフトとの出会いは大切?
テフなど
小池先生
個人では 外の方にというのは抵抗はない。大学の教員としては、他者と比較される機会がないし、慣れていなので嫌うことも。高大連携が必要だとはわかっている。大きな話だとでてきているが、小さなことだと今後、こんなメニューが用意できますよ、というような情報交換が必要と思われる。
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