※置換の条件付き書式
「色」という文字を含むセルの背景色をピンクにするとかは,一括変換できる。
長尾先生
・次の時間の最初はどうなるんですか?
今井先生
・週1時間なので,一般的なことはこれ以上はフォローできないです。もう具体的な作業に入ることになる。
浜崎先生
・4回目ということですが,エクセルの授業はなさったんですか?ウィンドウを消してしまったりとか,致命的な誤操作をする子がいなかったんで,すごいなと思ったんですが。
今井先生
・特に時間を設けてやっているわけではないんです。ただ前の時間も今日のような感じでシートに記入したりという作業はやらせました。アプリケーションの使い方とか順序立ててする時間がないのを逆手に取ってます。「実はエクセルっていうものを知らん間に使っちゃってたんや」と生徒が後で気づくみたいな。
小林先生(清教学園中高校)
・今日の授業はかなり仕込みされてて,細かい準備がすごいなと思った。
長尾先生
・あれでミスしないようにしようと思うとセンターモニターがいるよね。
糸川先生
・意見交換のような感じのことはどういう形でされるんですか。私の意見はこうですとかいう形で終わらせてしまうわけですか。
今井先生
・生徒のグループはこういうグループなんです(センターモニターに提示)。で、さっきの紙の投票用紙に投票しますから各グループに分かれてポスターの前に生徒は集まりますよね。そのときに意見交換する子もいますね。
・理想でいえば,そういう手順も踏まえてさらにもう少しやりたいと思ったけれど,週1時間みたいな制約がいろいろ重なって・・・。
長尾先生
・先生方でこんな風な時間設定のところはありますか。
松本先生(大阪学院大学高校)
・1年1時間,2年1時間。だけど今井先生ほど準備ができてない。多少,教員の都合というか,当時カリキュラムを考えた先生が決めたことでした。
森本先生(堺女子高校)
・うちは1時間ずつ離してます。生徒が2時間持たない。
長尾先生
・1時間ずつ離した方がいいのか,2時間続きにした方がいいのか。どちらがいいでしょうか。
2時間つづき 4人
1時間ずつばらばら 6人
学年がまたがるのがいいと思う人 2?
1年だけで終わらせていいと思う人 6人
成瀬先生
・2時間だと,作品作りなんかやらせるときりがない。1時間なら,こんなもんかということであきらめてくれるかな。2時間かかってこの程度かというのもあるし。
佐茂さん(大阪学院大学)
・準備が大変だなぁというのが一番印象に残った。
中嶋さん(帝塚山学院大学4回生)
・教育実習でやってるんですが,準備から何から何まで教師ってこんなに大変なのかと思った。糸川先生についている。
松本さん(帝塚山学院大学3回生)
・わたしたちの頃,情報というのがなかったので,どうしたらいいかわからない。
狭山高校でインターンシップでアシスタントティーチャーをやっているが,そこの先生は情報と数学の両方を教えている。同じ1年生でも,かなりスキル差がある。15分のタイピング練習とか。情報科だけの先生の授業は違うんだなーと思った。
石塚さん(帝塚山学院大学3回生)
・用意周到な授業でよかった。それにしても先生は大変だなーと思った。
糸川先生
・どんな授業したいの?
佐茂さん(大阪学院大学)
・今のイメージとしては,実践というか,コンピュータ教室を利用して,実践重視でやりたい。生徒と一緒に進めていくような授業,一緒にやることによって生徒とコミュニケーションも取れると思うし。
中嶋さん
・今やってるのはワードを使ってお店を開くという設定で,昔の友人に店に誘う手紙を作る課題をやらせている。来てもらうにはどういう情報が必要か,店は「花屋」。次私がやろうと思っているのは,身のまわりの情報ってどんなものがある?というのを生徒に考えさせたいと思っている。情報って何かということを考えてもらいたい。家と学校は同じ建物なのに,どういう見分けなのとか,人間と動物の違いは何かというのも情報だし。
長尾先生
・ワードの次に情報について考えるという流れは,先生のオリジナル?
中嶋さん
そうです。
松本さん
・イメージというか,今大学で情報関係の授業もありますが,中には進むのが早い先生もいたりして,ついていけない。80人くらいいる中で先生は一人とか。情報処理演習とか。アシスタントは2,3人いるけど,なかなか気づいてもらえない。
石塚さん
・情報の授業って,パソコンばっかりっていうイメージもあるし,実習ばっかりというイメージもある。だけど,どうやって情報を伝えるかとか,情報の光と影の問題とかもあると思うんですけど,パソコンが苦手な子もいると思うから,そういう子にもわかりやすくゆっくり授業を進められたらいいなと思う。
長尾先生
・今日の5つの観点は評価は?
今井先生
・6回の授業の中で自分がやってきたことについて,ルーブリクみたいな振り返りができればいいかなと思う。
久家先生(大阪信愛女学院中学校)
・今日みていてすごいと思ったのは,いいなぁと思うことを書き出した上で,観点を絞り込んでいくところ。よかった。
田中先生(上宮)
・机の配置とかすごい綺麗な教室だと思った。なにかコンテンツとかは?
今井先生
・コンピュータ教室にできるのは2教室をぶち抜けるこの場所しかなかった。グループ学習もやらせたかったので6人でひとテーブルをと,でも机も三角形やったら入らへんから,角を落として六角形にしたりとか。また、普通教室とはちょっと違った空間づくりもと机の色もカラフルにしたりと。いろいろと制約のある中でなんとかこんな形になった。
・生徒たちが完全に教卓に向けて背中を向けないように,机は微妙に角度もふっている。
長尾先生
・前の教壇が一段高くなっているのもいいですね。こちらが座っても生徒全体の様子を見渡すことができる。
−雨の日教材−
久家先生
・著作権入門,ビデオ視聴など,常に片方の教室に置いておく。
・単発指導案というのは,助かる。
・ネット回線でキャンパス間を空中回線にしていて,一度これがダメになったことがあって,これは苦労した。溜めるだけ溜めとく必要があると思う。
今井先生
・日文の教科書の巻頭資料をパワーポイントで加工して使ってる。
長尾先生
・教科書は一通りやった方がいいかどうかという議論もあって。
池田先生
・人気のあるポスターの%を出したときに,理由を後でという風におっしゃったような気がしたんですが,聞き間違いでしたっけ?
今井先生
・セレクトの問題もあると思うので,特に理由はないです。
池田先生
・ポスターとかCMとか分析をさせたいと考えているので何かあるかなと思った。
松本先生
・感動した。この1時間の授業案を組む際に参考にされたことってありますか?
今井先生
・南先生のところがそうでしたっけ?
・去年やってみた経験もあったので,省く部分の判断はつきやすかったかも。
・研究会とかWebとかで見たものを1時間にアレンジするにはどうすればいいかとか考えながら作りました。
糸川先生
・僕も週1時間なんですけど,単発の繰り返しをしているような気がしている。教育実習生が来てくれたので,まとまった時間をもらって彼女にまかせてやることもできています。だけど普段は単発。エクセルやって,グラフやって,と単発の繰り返し。これは去年の反省。今井先生はポスターが終わったらどうなさるのかな。
今井先生
・みなさんにお配りしている年間計画を見ていただければ・・・。
今井先生
・TTはどれくらいやってるんでしょうか?
・今回の私たちの組み合わせはうまくいってると思うんだけど。
・ただ組み合わせが悪いと悲惨なTTがあるとも聞くから。
久家先生
・家庭科の先生に情報を一人でもってもらうのはあれなんで,家庭科の先生と,メディアセンターの先生と,それから私と3人でやってましたが,家庭科の先生もすごく勉強してくださって熱心なので,細かく見てくれるのでメインをやっていてもうまくいく。
北野先生(星翔高校)
・うちは2クラスしかないので,私一人で持つべきところを,実習でのトラブルの回避のために,職員の中からそういうものに興味のある方に手を挙げていただいて,補助してもらってる。サブも1時間でカウント。
今井先生
・考え方の違いなどが出て歯車がかみ合わないという事例も耳にするので。TTも良し悪しかな(笑)。「情報」というものに対する考え方,授業というものに対するポリシーの違いですかね。
奥田先生
・今回の先生がされた授業の内容が,これは国語の授業でもあるんですよね。編集の力をつけるとか,言葉の概念を一生懸命やっておられるので,ある面国語の時間だと思った。先生はひょっとして国語の先生ですか?(笑)(実は元教科は理科です)
・あるいは,この授業はむしろ総合的な学習かなとまで思うんです。
・で、実はそのことがこれからの「情報」の授業のあり方の大事な方向を示しているのではないでしょうか。
成瀬先生
・一人っ子世代は,親があらかじめ準備してしまう。ある程度の世代になると,どうすんの?聞かれて「別に」という返答の世代が出てきてしまった。
・受験勉強中心の授業ばっかりしている中で,今日の授業を見たら感動した。
糸川先生
・自分の観点を持つことってすごく大事ですよね。表現することしかり。情報という教科は結構面白いなと思った。
内池先生(長尾谷高校)
・XPの教材はコンピュータ室据え置きのようですが,教科書と副教材は結局あんまり使ってないんですよね。
長尾先生
・補助にいらした先生は,企業から派遣で来ている。
・僕のところにも来たけど,かなりいろんな学校でやってる。
・夏休みに短期集中型でやってしまうカリキュラムもあるみたい。
・TTにしとけば問題はないみたい。
池田先生
・池島高校は大阪府雇用促進事業でハローワークから半年単位で来ると聞いた。あれは私学はダメなんですか?
奥田先生
・私学もいいんですけど,誰も呼ばなかった。
浜崎先生
・まとめているのはECCだったり。
・役に立っている学校もあるようだが,面接はECCがやって向こうから来るだけだし,かえってその先生にも教えなくてはならなかったり。
森本先生
・教育実習の子が今きているが,週2時間,2週間しかこないので,実質4時間。情報の統合というところで,名刺作りをやることになった。他の先生がその授業を受けたいというが,「情報の統合とかめんどくさいこといわんと,名刺作りてゆーたらええやんか。」という意識でいる。実習生が情報の統合という単元で,その題材として名刺作りを選んだのとは画然の差があるように感じた。今の先生は,大学で免許をとってくる先生とは違う。
長尾先生
・他の教科の先生も,こないだの総会に呼んだのは,他教科の先生にも情報のよさをわかってもらったり,苦労話しや実情を理解してもらうために。
奥田先生
・とにかく学校の情報化,先生の情報化を進めていかないと生き残れない。
・先生方がこういうものを使って,いろんなアイデアを共有して,いきたいですね。
長尾先生
・実習が受けられないとか,学校によっては情報をやってないとか。だからうちは余裕あるよというところがありましたら,またご協力ください。
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