第25回公開授業
 高校1年 情報A
「日本語入力とDTPの基礎」
研究授業  
意見交換会  
平成16年6月2日(水) 6限
明浄学院高等学校

授業者 今井 隆史先生(担当:情報)



研究授業

   情報A 「日本語入力とDTPの基礎」


(PDFファイル) 
    年間指導案
(PDFファイル)
記録: 池田(日本文教出版)


今回の明浄学院高等学校は80年以上の歴史を持つ阿倍野区の女子校です。
創立以来ずっと変わらない制服にファンも多く、衣替えの時期になると夏制服のさわやかな登校写真が毎年のように新聞に掲載されます。
また、いろいろな授業形態に対応できるように工夫された情報教室も魅力のひとつです。
クラスの規模は、1年生7クラス・2年生8クラス・3年生8クラスの合計23クラスとなっています。

教科「情報」の授業は昨年度から始まりました。
科目は情報A(2単位)で、1年次(全コース)1単位・2年次(全コース)1単位の2年間の分割履修となっています。
この特殊事情もあって、授業は全て情報教室で行い、実習中心で展開されています。また、その内容も、1年次では比較的各論的な実習を中心に、2年次では総合的な実習を中心に行われています。
各実習で制作した作品については、その単元の最後に、コンテスト形式で相互評価と自己評価(自分自身の振り返り)の時間を設けています。
さらに、タイピングの練習もかねて、時々、意見などを共有フォルダのシートに書き込ませ、集約した学年全員の意見を読んでまた考えるという形式も取り入れています。
授業自体はクラス単位で行っていますが、中身としては学年単位という結構自由に開いた展開もされています。

さて、今回授業公開された1年7組は、4月から数えて授業はまだ4回目。
当然、生徒たちは情報教室にも情報機器にも不慣れな状態ですが熱心に課題に取り組んでいました。

授業は、前回(3回目)から「日本語入力とDTPソフトの基礎」という単元に入りました。
各生徒それぞれに3枚ずつプロのポスターを提示して、自分が一番いいなあと思うポスターの投票とその理由の書き込みをさせました。

今時(4回目)の展開の流れは次のような感じでした。

・まず、学年全員(237名)の投票結果の確認と書き込みを読みながら、「3枚をどんな角度で比較したのかという視点」を短い言葉でどんどんキーワード化します。
・次に、その視点を5つぐらいの項目に絞りこんでまとめて書き込みます。これを全員でさらに一覧で確認しながらポスター制作でおさえなければいけない観点を浮かび上がらせていきます。
・そして、次回から取り組む「文化祭のクラス催し物宣伝ポスター」を制作する上で大事な視点は何かを考えることにつなげていきます。

授業風景

何故か天王寺駅の風景がスライドショーで・・・

さあ、まずはログオンしましょう

たくさんの先生方が来られていますが・・・

・・・普段の調子でがんばりましょう

本日のテーマは・・・

これからの日程は・・・

今日の授業の流れは・・・

全員の投票理由をひとつずつ閲覧しながら・・・

 3枚のポスターをみんながどんな観点で・・・

・・・比較しているのかを短い言葉でキーワード化

Aグループ(1番〜3番)のポスター

Bグループ(4番〜6番)のポスター

Cグループ(7番〜9番)のポスター


Dグループ(10番〜12番)のポスター

Eグループ(13番〜15番)のポスター

こんな感じのエクセルシートで作業しています

ユニークでカラフルな情報教室で・・・

・・・生徒たちは熱心に課題に取り組んでいます

この授業はタイピングの練習も兼ねてます

見学の先生方も生徒たちへアドバイスを・・・

テーブルは特注で・・・

いろいろと工夫されています

昨年の先輩の作品を見て・・・

さらにイメージをふくらませます

意見交換会風景
西本博行校長先生挨拶

・今井先生は熱心,遅くまで頑張っている。
・情報にしろ何にしろ,生徒にも教師にも思いっきりやってもらいたい。
・英語教育も頑張ろうと思っている。

授業者(今井先生)の発表

・1年次1単位,2年次1単位の分割履修。
・このクラスは4月からはじまって今日でまだ4回目。
・前の授業は2週間前,その前は1ケ月前だから積み重ねができない。
・実習中心で進めている。
・今回の授業は指導案にもあるように,いっぱい盛り込んだ形になっている。
・たとえばタイピングだけやる時間はないから,今日の授業で多少なりともタイピングも扱うし,また問題解決も盛り込むみたいな。

長尾先生(司会:大阪信愛女学院短大)

・今回は早めにVBBボードを立ち上げたが,項目立てが難しかった。
・大学生が今日は4人。
・企業の新入社員が4人。
・この4月からはじめて教壇にたった人が1人。
・サタキャラというのをこの前までやっていましたが,若い人たちが多かった。
・若い人にはまだ早い研修の形態かなと思ったが,小林先生が,若いうちからこういう研修を受けておくと,極端なことをしなくなると思うということを聞いて,そうだなと思った。

池田先生(上宮高校)
・ポスターどうやって集めたんですか?

今井先生
・何名かの先生にお願いして家にあるものを持ってきてもらったり,進路や人権で不用になったものとかをもらったり,あとは知り合いの企業の方にお願いしたり。それから、映画の試写会に行ったときにポスターの前でもの欲しそうにしてたらほんとにくれたり(笑)・・・
・天王寺駅の待合室にというのは,設定をはっきりさせたいなということで,実際に貼ってあるわけじゃない。ただ,天王寺駅の風景を見せてから進めると,生徒に「やっぱりパクってきたんや。」と。(笑)

長尾先生
・最初のスライドショーで天王寺駅が出てくるのはリアルでいいと思った。
・あれだけみてて,写真がいつ出てくるのかなと思っていたらそうじゃなかった。
・あれは場面設定をしていたわけですね。

糸川先生(帝塚山学院泉ヶ丘高校)
・ポスターを比較しようというアイデアは先生のオリジナルですか?

今井先生
・うーんと・・・,情報の授業というのはどこまでオリジナルかという線引きは難しいですね。過去のキャラバンとか個人のWebページとかいろいろ研究して,活用させていただいているので,ほんとのところどこまでオリジナルか・・・。ただまあ,去年やったときは,大事な観点を最初からこちらでもう設定してしまって制作に入ったんだけど,そこのところを改良したかった。生徒たちの中で,ポスターを評価する視点をつくってからやってみたかった。

糸川先生
・3つを比較して一番いいのはどれやというのは,感性の話しですか?それが授業の目的ですか?

今井先生
・いや,そういうことではなくて・・・

糸川先生
・ポスターの中に込められているいろいろな情報を読み解こうという意図ですか?

今井先生
・実は糸川先生のようにそこまで深くは考えてない。要はこれはまだ導入なんで。作る側とかどうのとかじゃなくてもっとざっくりした感じなんです。で,最初に投票用紙を配って「3枚のポスターが天王寺駅の待合室に貼ってあります。あなたが一番いいなあと思うのは何番ですか。」と投票させて理由を書かせた。

糸川先生
・生徒の感覚に合うという意味で。

長尾先生
・ABCDEという5グループに分けたのは何かお考えがあったんですか?

今井先生
・いろんな理由があるんですが,あちこちお願いしたら逆に結構ポスターが集まってしまった(笑)。これでもまだ残っているのがある(笑)。1〜15まで全部並べてしまうと,かえって見にくいし投票しにくいだろうと思った。また,3枚だけにして全員同じものを対象とするよりも,3枚の5パターンを作った方が,生徒からいろいろ引き出せるんじゃないかと。

浜崎先生(大阪府立松原高校)
・5パターンの作り方は悩んだんですか?

今井先生
・比較的絵柄のもの,比較的文字のもの,というのを分散させるようにした。

長尾先生
・浜崎先生はどう組もうと?

浜崎先生
・大きさでわけたんかなと最初思った。

今井先生
・大きさとかそういうのも生徒たちは見ると思ったので,最初に,大きさとか縦横とかそういうのは関係なしでということを伝えた。

奥田先生(大阪国際大和田中高校)
・訴える内容が気になったのは,お茶のやつが2枚あったのがなんでかなーと。これは単なる偶然だったんですね(笑)。扱う商品の質の違いでわけているのかと思った。

長尾先生
・いろんなこと考える子だったら,和歌山の子と北海道,フランス,旅行地の観光地のやつと,イベントと意味合いが違うので,迷った子はいるかなと思った。訴えかける対象が違うから。そういうわけ方をした方がいいかなと思ったけど,まぜこぜにしても出てくる視点は同じかなということを実験していたのかなと思ったり。

長尾先生
・生徒が作品を作ったとき,画面で並べると,1個だけ出して,消してからまた次のやつを出すのと,並べるのとでは,心持ちが違うだろうなーと感じたんですけど,みなさん方そういうことってないですか。

長尾先生
・今日のは観点をいっぱい抜き出して,それをまた5つに絞り込んで,共有にして一覧するという流れでしたが。共有させるエクセルのわざ使った先生います?

琴川先生(大阪情報コンピュータ高等専修学校)
・他の生徒の作品を評価させて,それを共有して集めた。一つの作品に対してたくさんのコメントや評価が集まる。その結果から話し合いに持っていったことがある。

今井先生
・わりと何回もあんな形でやってる。エクセルにブックの共有機能はあるんだけど,あれを使うとどういうわけかトラぶってダメになる。関本先生(大阪府立生野高校)がWebの中で評価するときに,今日みたいな感じでやってるのを書いてらして。関本先生のは評価点の合計やったと思うんですけど。私のは,「セルの参照」を使ってるだけなんですよ。

成瀬先生(京都女子高校)
・プレゼンの評価を数値とさらにコメントということになると,手作業でやったら毎日12時までかかってしまう(笑)。

長尾先生
・VBBもそうですけど,即時一覧性というのはやっぱり大事ですね。

今井先生
・重要なポイントだと思います。

   

 
※置換の条件付き書式
「色」という文字を含むセルの背景色をピンクにするとかは,一括変換できる。

長尾先生
・次の時間の最初はどうなるんですか?

今井先生
・週1時間なので,一般的なことはこれ以上はフォローできないです。もう具体的な作業に入ることになる。

浜崎先生
・4回目ということですが,エクセルの授業はなさったんですか?ウィンドウを消してしまったりとか,致命的な誤操作をする子がいなかったんで,すごいなと思ったんですが。

今井先生
・特に時間を設けてやっているわけではないんです。ただ前の時間も今日のような感じでシートに記入したりという作業はやらせました。アプリケーションの使い方とか順序立ててする時間がないのを逆手に取ってます。「実はエクセルっていうものを知らん間に使っちゃってたんや」と生徒が後で気づくみたいな。

小林先生(清教学園中高校)
・今日の授業はかなり仕込みされてて,細かい準備がすごいなと思った。

長尾先生
・あれでミスしないようにしようと思うとセンターモニターがいるよね。

糸川先生
・意見交換のような感じのことはどういう形でされるんですか。私の意見はこうですとかいう形で終わらせてしまうわけですか。

今井先生
・生徒のグループはこういうグループなんです(センターモニターに提示)。で、さっきの紙の投票用紙に投票しますから各グループに分かれてポスターの前に生徒は集まりますよね。そのときに意見交換する子もいますね。
・理想でいえば,そういう手順も踏まえてさらにもう少しやりたいと思ったけれど,週1時間みたいな制約がいろいろ重なって・・・。

長尾先生
・先生方でこんな風な時間設定のところはありますか。

松本先生(大阪学院大学高校)
・1年1時間,2年1時間。だけど今井先生ほど準備ができてない。多少,教員の都合というか,当時カリキュラムを考えた先生が決めたことでした。

森本先生(堺女子高校)
・うちは1時間ずつ離してます。生徒が2時間持たない。

長尾先生
・1時間ずつ離した方がいいのか,2時間続きにした方がいいのか。どちらがいいでしょうか。

2時間つづき    4人
1時間ずつばらばら 6人

学年がまたがるのがいいと思う人    2?
1年だけで終わらせていいと思う人   6人

成瀬先生
・2時間だと,作品作りなんかやらせるときりがない。1時間なら,こんなもんかということであきらめてくれるかな。2時間かかってこの程度かというのもあるし。

佐茂さん(大阪学院大学)
・準備が大変だなぁというのが一番印象に残った。

中嶋さん(帝塚山学院大学4回生)
・教育実習でやってるんですが,準備から何から何まで教師ってこんなに大変なのかと思った。糸川先生についている。

松本さん(帝塚山学院大学3回生)
・わたしたちの頃,情報というのがなかったので,どうしたらいいかわからない。
狭山高校でインターンシップでアシスタントティーチャーをやっているが,そこの先生は情報と数学の両方を教えている。同じ1年生でも,かなりスキル差がある。15分のタイピング練習とか。情報科だけの先生の授業は違うんだなーと思った。

石塚さん(帝塚山学院大学3回生)
・用意周到な授業でよかった。それにしても先生は大変だなーと思った。

糸川先生
・どんな授業したいの?

佐茂さん(大阪学院大学)
・今のイメージとしては,実践というか,コンピュータ教室を利用して,実践重視でやりたい。生徒と一緒に進めていくような授業,一緒にやることによって生徒とコミュニケーションも取れると思うし。

中嶋さん
・今やってるのはワードを使ってお店を開くという設定で,昔の友人に店に誘う手紙を作る課題をやらせている。来てもらうにはどういう情報が必要か,店は「花屋」。次私がやろうと思っているのは,身のまわりの情報ってどんなものがある?というのを生徒に考えさせたいと思っている。情報って何かということを考えてもらいたい。家と学校は同じ建物なのに,どういう見分けなのとか,人間と動物の違いは何かというのも情報だし。

長尾先生
・ワードの次に情報について考えるという流れは,先生のオリジナル?

中嶋さん
そうです。

松本さん
・イメージというか,今大学で情報関係の授業もありますが,中には進むのが早い先生もいたりして,ついていけない。80人くらいいる中で先生は一人とか。情報処理演習とか。アシスタントは2,3人いるけど,なかなか気づいてもらえない。

石塚さん
・情報の授業って,パソコンばっかりっていうイメージもあるし,実習ばっかりというイメージもある。だけど,どうやって情報を伝えるかとか,情報の光と影の問題とかもあると思うんですけど,パソコンが苦手な子もいると思うから,そういう子にもわかりやすくゆっくり授業を進められたらいいなと思う。

長尾先生
・今日の5つの観点は評価は?

今井先生
・6回の授業の中で自分がやってきたことについて,ルーブリクみたいな振り返りができればいいかなと思う。

久家先生(大阪信愛女学院中学校)
・今日みていてすごいと思ったのは,いいなぁと思うことを書き出した上で,観点を絞り込んでいくところ。よかった。

田中先生(上宮)
・机の配置とかすごい綺麗な教室だと思った。なにかコンテンツとかは?

今井先生
・コンピュータ教室にできるのは2教室をぶち抜けるこの場所しかなかった。グループ学習もやらせたかったので6人でひとテーブルをと,でも机も三角形やったら入らへんから,角を落として六角形にしたりとか。また、普通教室とはちょっと違った空間づくりもと机の色もカラフルにしたりと。いろいろと制約のある中でなんとかこんな形になった。
・生徒たちが完全に教卓に向けて背中を向けないように,机は微妙に角度もふっている。

長尾先生
・前の教壇が一段高くなっているのもいいですね。こちらが座っても生徒全体の様子を見渡すことができる。

  

−雨の日教材−

久家先生
・著作権入門,ビデオ視聴など,常に片方の教室に置いておく。
・単発指導案というのは,助かる。
・ネット回線でキャンパス間を空中回線にしていて,一度これがダメになったことがあって,これは苦労した。溜めるだけ溜めとく必要があると思う。

今井先生
・日文の教科書の巻頭資料をパワーポイントで加工して使ってる。

長尾先生
・教科書は一通りやった方がいいかどうかという議論もあって。

池田先生
・人気のあるポスターの%を出したときに,理由を後でという風におっしゃったような気がしたんですが,聞き間違いでしたっけ?

今井先生
・セレクトの問題もあると思うので,特に理由はないです。

池田先生
・ポスターとかCMとか分析をさせたいと考えているので何かあるかなと思った。

松本先生
・感動した。この1時間の授業案を組む際に参考にされたことってありますか?

今井先生
・南先生のところがそうでしたっけ?
・去年やってみた経験もあったので,省く部分の判断はつきやすかったかも。
・研究会とかWebとかで見たものを1時間にアレンジするにはどうすればいいかとか考えながら作りました。

糸川先生
・僕も週1時間なんですけど,単発の繰り返しをしているような気がしている。教育実習生が来てくれたので,まとまった時間をもらって彼女にまかせてやることもできています。だけど普段は単発。エクセルやって,グラフやって,と単発の繰り返し。これは去年の反省。今井先生はポスターが終わったらどうなさるのかな。

今井先生
・みなさんにお配りしている年間計画を見ていただければ・・・。

今井先生
・TTはどれくらいやってるんでしょうか?
・今回の私たちの組み合わせはうまくいってると思うんだけど。
・ただ組み合わせが悪いと悲惨なTTがあるとも聞くから。

久家先生
・家庭科の先生に情報を一人でもってもらうのはあれなんで,家庭科の先生と,メディアセンターの先生と,それから私と3人でやってましたが,家庭科の先生もすごく勉強してくださって熱心なので,細かく見てくれるのでメインをやっていてもうまくいく。

北野先生(星翔高校)
・うちは2クラスしかないので,私一人で持つべきところを,実習でのトラブルの回避のために,職員の中からそういうものに興味のある方に手を挙げていただいて,補助してもらってる。サブも1時間でカウント。

今井先生
・考え方の違いなどが出て歯車がかみ合わないという事例も耳にするので。TTも良し悪しかな(笑)。「情報」というものに対する考え方,授業というものに対するポリシーの違いですかね。

奥田先生
・今回の先生がされた授業の内容が,これは国語の授業でもあるんですよね。編集の力をつけるとか,言葉の概念を一生懸命やっておられるので,ある面国語の時間だと思った。先生はひょっとして国語の先生ですか?(笑)(実は元教科は理科です)
・あるいは,この授業はむしろ総合的な学習かなとまで思うんです。
・で、実はそのことがこれからの「情報」の授業のあり方の大事な方向を示しているのではないでしょうか。

成瀬先生
・一人っ子世代は,親があらかじめ準備してしまう。ある程度の世代になると,どうすんの?聞かれて「別に」という返答の世代が出てきてしまった。
・受験勉強中心の授業ばっかりしている中で,今日の授業を見たら感動した。

糸川先生
・自分の観点を持つことってすごく大事ですよね。表現することしかり。情報という教科は結構面白いなと思った。

内池先生(長尾谷高校)
・XPの教材はコンピュータ室据え置きのようですが,教科書と副教材は結局あんまり使ってないんですよね。

長尾先生
・補助にいらした先生は,企業から派遣で来ている。
・僕のところにも来たけど,かなりいろんな学校でやってる。
・夏休みに短期集中型でやってしまうカリキュラムもあるみたい。
・TTにしとけば問題はないみたい。

池田先生
・池島高校は大阪府雇用促進事業でハローワークから半年単位で来ると聞いた。あれは私学はダメなんですか?

奥田先生
・私学もいいんですけど,誰も呼ばなかった。

浜崎先生
・まとめているのはECCだったり。
・役に立っている学校もあるようだが,面接はECCがやって向こうから来るだけだし,かえってその先生にも教えなくてはならなかったり。

森本先生
・教育実習の子が今きているが,週2時間,2週間しかこないので,実質4時間。情報の統合というところで,名刺作りをやることになった。他の先生がその授業を受けたいというが,「情報の統合とかめんどくさいこといわんと,名刺作りてゆーたらええやんか。」という意識でいる。実習生が情報の統合という単元で,その題材として名刺作りを選んだのとは画然の差があるように感じた。今の先生は,大学で免許をとってくる先生とは違う。

長尾先生
・他の教科の先生も,こないだの総会に呼んだのは,他教科の先生にも情報のよさをわかってもらったり,苦労話しや実情を理解してもらうために。

奥田先生
・とにかく学校の情報化,先生の情報化を進めていかないと生き残れない。
・先生方がこういうものを使って,いろんなアイデアを共有して,いきたいですね。

長尾先生
・実習が受けられないとか,学校によっては情報をやってないとか。だからうちは余裕あるよというところがありましたら,またご協力ください。

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