◆ 6限目 グループ対抗コミュニケーションゲーム |
6限目の 授業内容を 説明 |
●グループの確認 ⇒グループの席は隣り合っていない。 ●ルール解説 ⇒グループ対抗で3つの設問を解く。 メンバー全員の総正解数をグループ間で競う。 ⇒誰とも話をしてはいけない。 ⇒設問はWEBページ上で配信。 ⇒電子メール、メーリングリストの交換、 WEBページ検索は可能。 ⇒解答は教師作成のwebページ内にある 解答フォームに記入する。 ●ルールに関する質問の受け付け。 |
・グループの確認。 ・メンバーの電子メールアドレスを確認。 ・メーラー、ブラウザの動作確認。 |
準 備 ・生徒のメールアドレスを設定。 ・問題を3問作成。 ・グループはホワイトボードに 記入。 ・妨害メールの作成。 ・webページ上に生徒用解答 フォームを作成。 |
学習のねらい
◇ 多くの情報の中から、自らに必要な情報を選択しようとする態度や姿勢を身に付ける。
◇ 正しい情報を他の人と共有しようとする態度や姿勢を身に付ける。
授業内容 | 教師の指導内容 | 生徒の学習活動 | 指導上の留意点 |
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1回目 ゲーム開始 |
●WEBページ検索、電子メール、 メーリングリスト(ML)の送受信などを 適宜指示し、ゲームが活発化す るよう促す。 ●状況をみて、妨害メールを生徒に 送信する。 |
・WEB検索を中心に設問を解く。 ・解答を電子メールで送信し、グループ 内で共有する。 ・妨害メールに対応する。 |
・制限時間15分 ・妨害メールの存在は、当初、 生徒に知らせない ≪妨害メール・サイトの種類≫ ・成りすましメール ・チェーンメール ・ウイルスもどき:開発中 ・ウソ情報を掲載したサイト |
1回目 結果発表 |
●結果を知らせるとともに「妨害メール」 が送信されていたことも知らせる。 ●1回目の反省点、妨害メール・サイト の種類、対応策を ML に記入し、メン バーに送信することを指示。 |
・1回目に気付いた反省点を ML で メンバーへ送信。 |
・全生徒が ML を 利用できているか確認。 |
2回目 ゲーム開始 |
●設問3問、制限時間10分 ●1回目と同様、妨害メールを送信。 |
・妨害メールにグループで対応できる ようにする。 |
・新しい解答フォームを使用。 |
2回目 結果発表 |
●2回目結果発表。 ●今回のゲームを通じての感想を 生徒に聞く。 | ・勝ったグループ、負けたグループ各々の 勝因、敗因を考える。 ・日常の生活の中で、情報への態度に 問題点はないか考える。 @迷惑メールなどに遭遇する可能性を どのように考えているか聴く。 Aパソコン・携帯電話で同じような経 験がないか生徒に聴く。 B迷惑メールにどのような対処をしたか聴く。 |
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まとめ | ●この授業を通じて、生活の中で利用される インターネットが人と人との会話の延長線 上にあることを感じ、人と人が相互に連絡 を頻繁にとること(コミュニケーション) が正確な情報を受け取るためのコツである ことを説明する。 |